四万十川のスッポンの卵を食べてみたという話です。
画像注意!捌いたスッポンの写真や動画を載せますので、苦手な方は思いっきり下にスクロールしてください。
スッポンは四万十川にもともとはいなかったのに、上流域にあったスッポン養殖場が大雨で流され定着したのだとか言われています。
言わずと知れた高級食材。
四万十川では駆除対象(鰻やエビ、ツガニを食べるので…)なので延縄やカゴに入ったスッポンが安く買い取られます。
鮎市場で働いていた時もスッポンが大量に入荷し、捌いて冷凍販売していました。
4つ足なので捌くことを嫌う方もいますが、感覚は魚を捌くときと同じです。
何匹も捌いていると時々、お腹から大量の卵が出てきます。
正直、ギョッとします!!!お腹の半分以上を大量の卵が占拠しているので、集合体恐怖症の人は厳しいはず…
こちら捌いたときの様子です。嫌いな方は勢いよく下にスクロールしてください。
ある日、ふと、この卵はどんな味がするのだろうと思いました。
当時、商品開発をしていたので食材としての興味がわいてきました。
うずら卵ほどの真っ白な球体です。
小さな卵を割ってみると、白身はほとんどなく大きな黄身が出てきました!
緑でも青でも赤でもなく何の変哲もない黄身色です。
さすがに生は怖いので、目玉焼きにしました。
小さすぎて焼きごたえ?はありません。
はい、完成☆
パクっといきます。
うーん、美味しくない。
野性味の強い香りと川の生臭い香りが混ざっています。
栄養価は高いかもしれません。
料理には使えません。
スッポン、ごめんよ。
何事も試してみることが大事です。次はナマズの卵に挑戦したので、その話はまた今度。
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