四万十川に春がきた~ツツジ・スミレ・たけのこ・レンゲ~

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四万十川にも春が来ました。

もちろん道路沿いに咲くもきれいなのですが、この時期になるとこれぞ!という花々があります。

国道381号線の桜

2023年に流行った牧野博士の朝ドラ「らんまん」が名残惜しく、今一度みなさんに春を探して「まんたろう」になってもらいたいと思います!

キシツツジ

おんちゃん
おんちゃん

カワツツジがきれいだぞ。

待ってました!

川の近くに咲くから「カワツツジ」という人もいますが、正式には「キシツツジ」です。

おんちゃん
おんちゃん

鰻がとれるあの場所にいってみよ。

そうそう、4月からエビ漁が解禁なので、いそいそと川に人が集まり始める時期にもなりました。

まる
まる

わかったよ!

おんちゃんの言う通り、行ってみたんですが・・・

新緑と春の川

春の大水で川が少し濁って、いつもより水が多い。

いい水が出ましたね~

上を見ると新緑の柔らかい緑の葉っぱが揺れる柳も見えます。

気持ちいね~

肝心なキシツツジはあんまり咲いてないね~

ちょこっと見える
まだつぼみかな

ということでもう少し日が当たる場所へ下りました。

竹林を抜けるとありました☆

元気よく咲くキシツツジ達です。

キシツツジ
川の近くに咲くキシツツジ

穏やかなピンク色が愛らしい。

川面に沿って並んで咲いています。

キシツツジは四万十川を代表する花です。

川の近くの岩場や急斜面にわざわざ根を張っています。

種ができる時期はちょうど増水時期、種は水に流され旅をして岩場や斜面に行きつくのです。

キシツツジが咲いているところはそこまで水が来る目印になります。

川に流されてそこに咲く。川とともにある花です。

タチスボスミレ

タチスボスミレもいましたよ~

よく見かけるスミレですが、この時期に咲き始めます。

たけのことツバキ

キシツツジを見れてホクホクして竹藪を抜けると、たけのこツバキが落ちていました。

川へ降りる途中の竹藪

イノシシが先か人間が先か、この時期はみんなが良いタケノコを狙っています。

なんでこんなに綺麗に取れたタケノコが転がっているのか不思議です。

残されたタケノコと歯跡

冬~春に咲くツバキさん。

ツバキの花が落ちる頃、桜、ツツジが咲き始めます。

ツバキ

いろんなものに踏みつぶされて赤と黄色の花が土に還っていきます。

季節が流れていると感じました。

田んぼに広がるレンゲ

集落の田んぼにはピンクのレンゲが咲き誇っていました。

田んぼに咲くレンゲ

根粒菌がいるので緑肥として種をまいて育てる農家もいますが、四万十川流域では自然と咲いているようです。

田んぼの代掻き前にピンクの絨毯を見ることができます。

レンゲ

夕方には川虫が大量に飛び立ち始めました。

夕日にキラキラと光ってきれいです。

そんな風に春を、そして季節の移り変わりを感じずにはいられません。

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