川釣りをしたい、サツキマスをとりたいという鍛冶屋見習いさん。
サツキマスとはアメゴの降海型で、いわゆるサケみたいな魚です。アメゴ系に馴染みがなく、ポイントはなんとなく知ってるけど、よくわからない。サツキマスを狙うプロもいるくらいだから、難しいのでしょう。
「初めて川釣りするなら、そんな難しいのではなくて、ハヤとか釣ったら?そんで、うなぎのエサにしたら良いよ。」
と言うと
「うなぎつりたい。うなぎうまい。食いたい。」
うなぎへシフトチェンジ!
ハヤが釣れるポイントとエサの取り方を教えてあげました。私が仕事に行っている間に川釣りをしていたようです。
夕方、仕事から帰ると4時間で3匹釣れた!と嬉しそうでした。3匹かぁ。釣れ始めるのは夕方からなので、条件が難しかったのかな。
仕掛けの作り方も書いて教えたのですが、釣りに夢中にで準備ができておらず!!
日が沈みかけているので、大急ぎ!

本当なら10本以上仕掛けたいけれど、餌と時間が足りないのでしょうがない。
いそげいそげと車に乗りこみ、15分くらい下流へ走りました。
一度、とれた場所があるのです。
なんだかんだ、雨の後で水の濁りが少し引いたくらい、水温も高すぎず、良い色で絶好の日和です。
川を渡って、岩の上から延縄を垂らしました。
次の朝、、、
早く引き上げないとうなぎの活性があがって逃げられます。7時には行こうと、、、と言ってました。
鍛冶屋見習いさん、ワクワクが止まらず、早起きしてごはんも食べて、私が起きるのを待つ。しかし、起きない。起こされました。私は眠くて眠くてたまりません。
ワクワクが止まらないので、車のスピードも上がります。
「早く行かないとうなぎが逃げる!とれてる気がする。」
とテンションが高い。私は眠い。起きて5分もせずに出ましたので…
河原におりて、引き上げ開始!ドキドキ…

紐が緩んでとれてないのがわかるものばかり。


最後の一つ、怪しいと思いました。紐がピンと張って岩の奥に流れてるのです。

恐る恐るあげると、、、

とれたー!
かなり良いサイズ。鍛冶屋見習いさん、嬉しすぎて大興奮。『四万十川』の天然うなぎですからね!
「俺の身がどうなろうと、このバケツは守る!ウヘヘヘヘ」
と意味わからんことを言いながらルンルンで上がってきました。
良かったよかった。
帰ったらすぐ、氷でしめ、捌きました!

夜は火を起こしてBBQ。
おいしすぎる。脂のノリと身質が段違い。鮎市場でたくさんのうなぎをみますが、あまりないくらいの良いうなぎでした。

ごちそうさまでした。
またやりましょう。
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